原作既読なので映画見るかどうか、どうしようかなぁと
思っていたマスカレード・ホテル。
近くの映画館付近に行く用事があったので
「よし、見ちゃえ！」ということで見てきました。
以下、ネタバレです。
東野圭吾さんのお話は好きなものが多くて、
マスカレード・ホテルの原作も楽しく読みました。
原作知ってるやつって、自分のなかである程度キャラとか
出来上がってしまっているので、映像化されたとき
わざわざそれを見るべきか結構悩むんですよね。
特に実写はハズレも多くて、後悔することも多いんですけど。
今回はアタリでした。
ストーリー展開を知っててもとても楽しかったです。
「ホテルマン」と「刑事」。
普段の生活の中ではほぼ関わらないであろう人たちが
潜入捜査って形で交わっていくのがいい。
（潜入捜査ってしちゃいけないんじゃ…？て疑問は置いといて(笑)）
長澤まさみさん演じるホテル命な山岸と
刑事であること、犯人を捕まえることに命かけてる新田。
二人の自分の仕事にかける情熱を見て、
自分の仕事に誇りを持って働いてる人ってすごく輝いてるなと
改めて思い知らされました。
そして、犯人役。
木村さんの映画なんだから、出ますよねーって感じで(笑)
メイクはもちろん声の感じまで見事に老人になってて
「あぁ、松さんだ」って気づくまでに時間かかりました。
全体的な流れを思い返すと、最後のほうがかなりかけ足になってて
もうちょっと時間割いて説明してほしかったなというシーンもあったけど、
自分の想像のなかで補足してにやにやしておけばいいのかなって部分もあって
「見にいってよかったな」っていうのが総まとめです。
スケールが大きいから、大きな画面で見てよかった。
心残りはさんまさんがどこで出てたのかわからなかったこと。
あとでググったら結構初期だったらしく…
しかも役名もさんまさんらしい役名で…！
もうちょっと注意深く見てなかったことが悔やまれますが、
テレビ放送がきっとあるだろうから、そのときの楽しみにしておきます。
