モモグミ日誌

スキなことを、スキなだけ

【読書】(絵本)オニのサラリーマン

 

 「オニ」やから怖いお話かなと思ったら

そんなこと全然ないオニの日常物語でした。

 

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じごくカンパニー ひらしゃいん

オニガワラ ケン さんのある日の出来ごと。

 

いつもと同じく通勤バスに乗って

勤め先であるじごくカンパニーへむかうオニガワラ氏。

 

えんまさまから与えられた今日のお仕事は

「ちのいけじごく」の監視。

 

どうやら他のメンバーから羨ましがられるラクなお仕事らしい。

 

人間界のお仕事にたとえると、プールの監視員みたいなお仕事のようです。

(人間界ではずいぶん大変な仕事だと思うけど)

 

ちのいけじごくにはとても自由な亡者たちが…

勝手に上がろうとしてる亡者とか、

浮輪持って入ろうとしてる亡者とか、

ゴムボートでぷかぷか浮いてる亡者とか。

 

なんか想像してたのと全然違うめっちゃほのぼのストーリー…

 

オニもおなかがすくので当然お昼ご飯の時間があって、

お弁当は奥さんてづくりのオニの顔キャラ弁。

目玉焼きがほんまに目玉やん(笑)

 

おなかがいっぱいになったらもちろん睡魔に襲われて…

オニガワラ氏がうとうとしてる間に脱走者が現れる危機!?

 

天から垂れてきた謎の糸が途中で切れて

脱走者はみんなちのいけじごくに逆戻りするけど…

 

どうやら、オニガワラ氏の居眠りは今回が初めてじゃない様子。

えんまさまにこってり叱られて、居眠り回数増やされてたw

 

たまったストレスは帰りに酒屋で「おにごろし」飲んで解消。

家帰ったら子どもたちと一緒にお風呂かな?

(背表紙から勝手に想像)

 

 

ちょっと見た目怖いオニが題材やから一体どんな話なんやろと思ったけど

「あるオニの一日」みたいなお話で楽しめた。

 

オニたちの会話が関西弁なのもほのぼの要素のひとつかな?

ガラ悪い象徴じゃなくて、関西弁がこういう使われ方するのはすごく嬉しいなぁ。