モモグミ日誌

スキなことを、スキなだけ

【読書】(漫画)「黒伯爵は星を愛でる」

黒伯爵は星を愛でる コミック 全12巻セット

黒伯爵は星を愛でる コミック 全12巻セット

 

 

無事、完結ということで一気に読みなおしました。

 

以下、ネタバレ全開です。

 

 

吸血鬼を見分けられる特殊な力を持つ少女と、

吸血鬼ハンターを生業とする青年の物語。

 

実は小さいころに接点があり、そのこともあって

青年は少女に近づくんだけど…

結局、そのことは物語の終わりまで明かされなかったなぁ。

 

昨今の少女漫画の風潮だった「ただえろいだけ」っていうのが

また「ストーリー重視」に戻ってきてる感じがして

とても嬉しい気持ちで最後まで読み切りました。

 

ただ、もしかしたらまだ不本意な形での終わり方だったのかな?

 

最後の二巻で怒涛の展開があり、まだ回収しきれてない伏線が

ある状態で完結ってなっていたのがとても残念でした。

 

続編という形ではむりなのかもしれないけど、

番外編みたいな形で、回収しきれなかった伏線を回収して

憂いなく二人の幸せを祝いたいなと思います。

 

全体的に絵はとてもきれいで、背景描写も服装の描写とかもとても丁寧。

シャーロックの時代のイギリスが好きな方や、吸血鬼がテーマのお話が

好きな方にはたまらない作品なんじゃないかと思います。